テレビで、調味料の値上げや電車の運賃の値上げを報じていた。
円安で、異常気象で、ウクライナで、災害で、値上げだけではなく、
食べものそのものが入ってこなくなる可能性もある。
自給率が低い私たちの国日本では、
食糧危機が訪れる可能性は、否定できない。
36年前に、都会での暮らしが地に足がつかない気がして
農村に移り住んだ私が、コロナ対策に薬やワクチンよりも、
基本の免疫力が弱くなっている原因の食生活の改善が必要だと
発信してきたが、
ここにきてウクライナ戦争が起こり、
免疫力を低下させてきた食べ物の多くが
輸入品と重なるので、物価高騰は、輸入を見直すきっかけになると
多くの人には顰蹙を買うかもしれないが、
本音は、来るべき時が来ただけと、傍観している。
その一方で、
栄養価の高い、美味しい野菜を作りなさいと
私を、畑仕事に向かわせる。
居ても立っても居られないくらい。
今日も、赤しそ、青梗菜、ポップコーンに、お米(陸稲)の種を地に降ろした。
そして、収穫した大根をいただく。
本日は、午後からえごまソムリエ講座の料理講座で、そちらでも大根を使うので、
少しなのだが、大根おろしにした。
ひいき目があるので、オーバーに聞こえるのは承知で言わせていただくと
ありがたい・・・・・
大地の恵みのあたたかい、大根が、すばらしい!
36年間有機栽培をしてきた中で、
ときどき、神様の稲や、キャベツやニンジンカブらを見てきた。
しかし、ここ25年間は、耕土の少ない、田んぼでの野菜つくりは、
水はけに悩んできた。
あるご縁から
昨年暮れから、長崎の菌ちゃんファームの
吉田俊道さんの、本や動画を見まくって
食べ物に心からの感謝ができる境地になり切りたい!
と、
ビニールマルチを使うのだが、
即席の、自然栽培の畑のベットを作った
材料は、観れば、これまで大変大変と思っていた
山裾の下刈りの草木の枯れ草や枝たち
薪ストーブでたまった灰、
摘んでいた竹チップ
焼いた炭
これらを土のベットに積んで、ビニールマルチをかけて、
ジャガイモ、大根、パセリにブロッコリー、
明日葉、セロリー、円菜、トマトにピーマン、スイカにカボチャ、
サツマイモに、・・・・
大豆やポップコーン、を作付けた。(種をまいたり苗を植えたりすることを作付けといいます)
出荷優先の農家としては、趣味かよ!っというくらい
草木を満足するだけ、やってみた。
みたかったのだ、
吉田式の、菌ちゃんベットでできる、
栄養価満点の、虫のこない野菜の姿を!
30年間農薬や化学肥料は、1滴たりとも入れないで、
試行錯誤の有機農業。
色々、試して、今は、オリジナルな、ここの気候に合った
栽培をしている。
そのおかげでしょう、たらふく、草木を入れた畑ベットで今、
美しい野菜たちが成長している。
種をまき、その成長を見ながら、
きれいに育っている、この事実を目に、
肥料という化学物質がなくても、
いや、むしろないからこそ、
食べ物は、自然が恵んでくれるという、
その事実を目にすることができた。
言葉にできない、宝物を目にしている。
ありがたい気持ちがわいてくる。
私にも、存分の恵みが与えられている。
感謝の気持ち。
この野菜は、販売しようと思って作っていない。
誰でも、持っていってくれていいと思っている。
そして、私ができたのだから、
誰にでもできるということを証明したかったのだ。
そう、
無農薬で、栄養も高い、美しい野菜を、
育てて、食べ物への感謝を感じたかったから。
そこでできたものを、存分に生かしていただく習慣を、
私たちは、見失わされてきた。
なんでも選べていた、100均で野菜も変える40年間に、
失っていたものではないかと思う。
今、野菜が高騰している。輸入野菜が入ってこなくなったから、
やっと、これまでのおかしな、仕組が泡のようなものだと知ることができて、
気付く人が増えてくることを祈りたい。
輸入野菜がストップするだけならいい
それだけではない、日本にいる農家も消滅するかもしれない。
それは、輸入に頼る化学肥料が、なんと178%以上の値上げになったから。
化学肥料、農薬で作る農業が40年間進められてきたから、
そのやり方しか、知らない農家がほとんどで、
そのやり方で規模拡大してきてしまったから、
小さな、自然の循環で行う農家がいなくなってしまったからです。
他国に比べ、自給率が36%と大きく低く、
さぬきうどんの小麦粉も、日本そばのそば粉も、
輸入農産物が地域名を語っているだけで、外国におんぶしている。
もう、小さくても、できるだけ畑を作るしかないです。
国やお金や、景気回復を待っていても、食べ物は来ません。
安全で栄養価の高い食べ物は、すでに30年前から、消えていました。
私たち有機農家が細々と販売していますが、
やはり、家庭自然菜園文化を広めるしかありません。
もしも、これからも免疫力向上して健康でいたいのなら。
農家としても、たくさん作れるかというと、労力には限界があります。
私たち自然を生かした肥料や農薬を使わない農家と
ぜひ、つながってください。
ぼんやりですが、えごまやお野菜もトラストして、年に1回くらいは
畑仕事を一緒にする。そんなつながりを、作っていきたいと思っています。
幸い私の住む集落には、宿泊所もあり、無農薬の田んぼも広がっています。
(農村といっても、空気が農薬で汚染されているところも多いので、注意!)
彩り華やかで、ピカピカしている野菜畑や、プランターに、
食べ物の種をまきませんか。
そこは、輸入に頼らなくていい、
わけあうおおらかさ、
無尽蔵の豊かさに会える安心が
あるのです。
簡単に言うと、
お金がかからない、栄養10倍の菌ちゃん野菜つくりを
プランターからでも、畳半分でも、
一緒に、はじめましょう!!
そこには、無尽蔵の愛の存在を教えてくれる
あなたを癒してくれる野菜たちが育ちます。
始め方や、そんな野菜や油の話を、
気軽にしあえる、質問にお応えできる
オンラインお茶会したいです。
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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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こちら、5月28日の菌ちゃん畑の紹介しています。
エゴマの母ユーチューブチャンネル
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