縄文土器の網目は、食べ物を神聖なものとしてみていたから

縄文文化が、世界的に注目されているらしい
縄文土器のあの網目模様は、
神聖な神社の入り口に、しめ縄が祭られているようなものだという

土器に入れる食べ物に対して、信仰があったという

縄文時代、15000年から3000年くらいまでの、
1万年も続いた縄文文化、
その暮らしぶりがわかる遺跡が、
日本にはたくさん発見されているという

その研究から、
農耕して、定住して集団をもって、文化をなしていたとみられる

私たちの暮らしは、植物から成り立っている。
食べ物を得て、生きていた。
その食べ物を土器で保存したり煮炊きしたことで、
随分暮らしが変わったらしい。

土器の模様から、日本の先祖を推測している歴史家の本を読んで、
こんな言葉が出てきた。

食べ物に対する信仰、
自然のものを尊ぶ精神性、
清らかな食べ物を大切にする気持ちが強かった
土器の中の食べ物を神聖なものとしてみる
食べ物を霊的なものを見る
大切な食べ物が、穢れたり、非衛生的なものが入ってはなりません

そんな、食べ物に対する信仰が
土器の模様から見てとれるのだそうだ。
神社や神木とされる巨木の幹にもしめ縄がある。

しめ縄で張られた内側が、清らかで神聖であることを示す
縄文土器の網目模様は、そこで煮炊きする食べ物や保存する食べ物は、
自分たちの命を養ってくれる、
清らかなもの、大切で尊いものとする
食べ物に対する信仰心がうかがえるのだそうだ。

私は、縁あってエゴマを栽培している。
種をまいてから、ようやく葉が茂り、台風の風邪を心配しながら、
鹿に食べられてしまわないか、心配しながら、
暑い日も、茎の周りに茂ってくる草をよけてあげながら、
実をつけてくれるまでの200日余り、
いつもエゴマと共にある日を過ごす。

一旦取り上げてしまうと、
何キロのエゴマだの、販売しなくてはだの、
誰かの役に立つために、渡していこうとする。

縄文の時代は、そんなエゴマだけ作る農家なんて存在しない。
食べるエゴマであり、
灯のエゴマであったから、
それはそれは、尊い、自然からの恵みだった。

現代は、縄文の人と、食べている食物は変わらないけれども、
神聖なや、尊い、や

食べ物に対する信仰心は、どこに行ったのだろう。

毎日、えごまの葉が大きく育っているのを見る時、
収穫がどうのよりも、育っているエゴマがうれしい。
無事に植えられ、育っていることが、尊いと感じる。

エゴマたちは、何のためにここにいるのか?
エゴマたちは、幸せだろうか?

以前、えごまに尋ねたことがあった。

えごまにご縁をいただいて、健康にいいからと
広めよう、えごまの力をもっと人にもらおう!と
もらう事ばかり考えていることに、
後ろめたさがあった。

エゴマの緑の木々たちは、
私の声掛けに、

しあわせだよ~~~~と
風になびいて答えてくれた。

縄文の遺跡から発掘されるエゴマの実。
縄文時代から食べているのはもちろんだが
麻の茎につぶしたえごまを付けて、灯にしていたのだそう。
えごまの灯は、江戸時代の中頃まで、
人々の闇を照らし、
文化を支えてきた。

どんなに尊かっただろう。
えごまや食べ物を神聖なものとした
縄文魂のDNAを、私たちがもっている。

もう一度、食べ物、畑で栽培している食べ物を
神聖なものとして
手にしていく事を
思い出していきたい。

日本の自給率が、低いまま、
外国の輸入食品が安いからという理由だけで
どんどん商品になって食べてきた。

かの国で作っているその食べ物を
神聖なものとして、食べていたのだろうか?

化学肥料と農薬まみれの国産農業に対しても、
その食べ物に対して、
大切なものとして尊んでいただろうか?

尊ぶ心は、種を手にするところから始まる。
たとえ小さな鉢でもいい、

やっぱり、
種をまいて、育てて、食べてみることで、
私たちにも眠っている、食べ物を尊ぶ
縄文のDNAが

うまれるのではないかと思う。

いや、種をとって、播いて育てて、食べてみることで、
うまれるのではないかと思う。

種をとる、
持続可能な食べ物でなくては
私たちは未来を生きていけない。

今、世界の農家のまく種のほとんどが、3つの会社で作られているという
その種をまいた作物の種は、次の年には播けない種なのです。

種は尊い。
未来の命を支えているのだから。

さあ、そんな種を播きましょう。
秋、冬、野菜の種まきの季節ですよ。

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化学肥料が大幅に値上がりし、品薄になっていると聞きます。
農薬の子どもたちや脳や細胞への害も、明らかになりました。
サラダ油と称する、工業的に作られた油は、
人の体を病気することも、明らかになっています。

国は許可してますが、最新の研究などを組み入れて
法律を変えるという健康重視の仕組みは
残念ながら、政治には、機能していません。

明らかに悪い油が、売られ続けている能天気な世の中が
維持できていればいいと思っているとしか見えないのですが、

そんな、単純な事ではないのでしょう。
政治を変える、それは個人でできることではありません。

でも、自分が、食べ物を変えることはできます。

だから、種をとって、播いて、食べ物を得てみましょう!
次もまける種を買おう。

こんなタネ屋さんから買うといいですよ!

野口種苗さんhttps://noguchiseed.com/hanbai/
浜名農園さんhttps://kougousei-hafuu.jimdofree.com/
たねの森さんhttp://www.tanenomori.org/

私が今、都会に住んでいたら、
菜園ができる場所を探します。是非、みなさんもそうして下さい。
冬だ、大根やニンジン、お米は今なら買える備蓄用、調味料もオーガニックのものを備蓄しておきましょう。田舎に引っ越そう。食べ物つくる畑を持とう。

食べ物の自給率が半端なく低すぎる
この国ですが、
草ぼうぼうの荒れ地や、
草がいっぱい茂る豊かな水と土壌があります。

来年からさらに、農地を借りれなくする、
国の動き(何のためか?機械と農薬、IT農業の推進)があります。
土地を国が用意してくれるなんてありませんから、
急ぎましょう!

今なら、自治体に市民農園を作らせることや、
借りることを声を大にしてお願いできるかもしれません。

マーケットから食べ物がなくなる事態が、来る気がします。
野菜以外は備蓄も、忘れずに、お米、油、お醤油や味噌、お塩‼‼‼‼‼

何度も言っていますが、
種まきの時期なので、

ブログにしました。

食べ物は、種をまかないとできないのです。
そして、自然はいつも種を育ててくれる力を備えているのです。
自然の愛をあなたも受け取ってください。