不都合な真実~○〇編~という
オンラインのカフェを催すことにしたのは、今月6月の5日くらいかな。
丁度、昭和20年、敗戦の年の6月5日、神戸空襲の日というのも、
何やらを、引き寄せているよう。
明日25日には私は神戸にいるから、
さらに、
「火垂るの墓」というアニメ映画に神戸の三宮駅が出てくる。
主人公の清太が、この駅の柱に寄っかかって餓死するのだ。
私の神戸の行き先は、三宮駅だったので、
この神戸行は、何かの引き寄せの気がする。
親を亡くした子どもや、食べ物がない都会で餓死する子どもたちが
沢山いた三宮駅、
戦中戦後、特に戦後の飢餓は、激しかったようだ。
明日、その場所を訪れるのには、
何かを引き寄せているのだと思う。
さて、このところ
輸入食糧の陰りで、小麦が高騰、サラダオイルも値上げ、
何より化学肥料が大幅値上げ、品薄、
何しろ、母国日本は、食もエネルギーも輸入に依存して、国を進めてきた。
さかのぼれば、産業革命をすすめようとした 明治の国つくりで、
朝鮮支配に日清戦争、領土となった隣国から食料や肥料を 調達して、
必死に成長してきた日本だったので、
昭和の敗戦後に、領土を無くした日本は、
実は、食料の自給が、
少なくとも都会では低くかったという事実があるようだ。
敗戦時、アメリカの戦略物資である大豆や小麦の輸入は、
飢餓で苦しむ日本人を救ったことにもなるのでした。
(平賀緑著「食べ物から学ぶ世界史」より)
結局、戦後は、そのまんま、 自給率を高めずに、
それどころか、戦前まで、アジアの植民地の大豆で財を成してきた大手財閥商社は、
アメリカからの輸入を歓迎し、アメリカの戦略を活用して
欧米の小麦と油と砂糖の食生活を進めてきたようだ。
アメリカの支配イコール西洋食を進めさせられたといった
単純な構図ではなく、
日本の中で、日本の企業が、経済発展するために、
食糧の輸入と大量生産大量消費の食生活を、進めた。
経済論理で食べ物が変容してきたということが、
重要な視点だと思います。
令和4年、またまた、小麦輸入先のウクライナやロシアの戦争や気候変動による不作、
円安などの 情勢変化で、
自給率の低い日本で 物価上昇が出ている。
これから、戦後のシナリオだと、
アメリカが、小麦や大豆、飼料をわんさかくれたので、
飢えている日本人は、パンにラーメン、牛乳にお肉の 輸入穀物依存食文化に進んで行く。
いやに、今の状態が似ている気がする。
自給率低く、戦争、円安で、アジア、欧州からの輸入が途絶えていることが、似ている。
いや、それ以上に、ロシアと敵対国になっている日本のウクライナ支援や、
ウクライナ戦争が、欧米と日本対ロシアになっていかないか不安がプラスされる。
戦後と違って、 輸入してもらえる食料は、
遺伝子組み換えやら、ゲノム編集、
ネオニコ地濃度農薬入りで、
ラウンドマップ除草剤入りの小麦粉、
工業化されすぎた、
命の枠を超えた食べ物の輸入となるのは、容易に予想される 。
あえて、戦後と違うことを見つけようとすれば、
私は、えごまの油自給が始まって25年もたっていること、
オンラインといったこのような情報発信ができること、
有機農業を大切に思う、土を敬う思想が
日本にも膨らんできたこと
直ぐにでも、自給の方向をすすめましょう!
追伸:圭ちゃんファームと称して、野菜つくりにも精を出している。
なるべく種取ができるもの、野生に近い野菜、
デトックス、酵素、ミネラルがたっぷりある野菜、
勿論微生物いっぱいの草木を入れた畑つくりをしている。
どなたか、韃靼そばの種、お世話くださいませんか?
無ければ、そばをまこうと思っていますが、
レシチンがすごく多いって、
食糧栄養難の時代に、作っておきたいなって思う作物です。
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服部圭子 美濃白川エゴマの母
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