今日は、ちょっとしたことだけど、すごくすっきりしたことがありました。
カボチャの値段付け!
高くも安くもない、いい加減につけれたから、
相手も喜ぶ顔が、目の前に浮かんできた
目からうろこの出荷だった。
市場出荷でない、私たち有機農家は、
価格を自分たちでつけることが多い。
モヤモヤしながら、つけていたことを
もったいなかったと、
今日の気づきは、
目からうろこでした。
おかげさまで
幸せホルモンが出まくって、
カボチャの出荷ができました。
実は、今年から始めている私こと圭ちゃんの菌ちゃん畑に
念願の備蓄カボチャが、
成った なった ナッター~~~!
エゴマの友人のMさんが、今年はカボチャばかり食べてるらしい!
カボチャが成ったなったの話をしていたら、
「カボチャ10個買いたい~~」と、
とっても大きいので、最終的には、「6個に」
そして、今日は、届ける日、
目からうろこに気付くことになるのは、
値段付ける時、
実は、モヤモヤしてたのです。
(この値段なら、高いとは思われないよね。)
草をしいて、土に栄養を上げて、菌ちゃんいっぱいにしてのカボチャの土つくり、
(値段をつけるとしたら、本当は1個1500円くらいは最低でも欲しいな。)
(30個できて1500円で45000円、土を作り、苗を買ったり種をまいたりして、20株は植えたな。)
(草取り、重い収穫、洗い、傷のチェック、全ての仕事が、45000円。)
それくらいは、ほしいよね~~~。
そう思いつつも、一般のカボチャは、4分の一が250円くらいだから、……と、
値段って、本当にモヤモヤしてつけていたの。
一応、安めにつけたんだけど、
それでもなんだか
(高いって思われるかも)とか、
でも私的には、
(こんなに安くしてる。)
(あ~~~、送料もかかるしな~~~、)
(あ~~~)モヤモヤモヤモヤ。
そんな時、最近ビジネスの成功の秘訣で、
「やさしさをけちるなっ」て言葉をおもいだしたのです。
カボチャが大好きなMさんが喜んでくれるようにと、
丁寧に、傷がついていないか?
1個づつ箱に詰めていた。価格も、友人だし、お値打ちにと思っていた。
やさしさ、ケチってないよね。
でも、実は、価格に関しては、
おおざっぱに、大も小も1個1200円で。
どうせ安くつけてるんだから、平均1200円でいいや。
ほぼ、投げやり、もやもや、もやもや
いや、待てよ!
「やさしさをけちるなっ」て話だけど、
お客様に対して、優しさをケチるなってのは、
高いより少しでも安い方がいいのかなってお客様に優しくしてる。
でもさ、
カボチャに対しても、
自分に対しても「優しさをケチるなっ」てことだよね。
わたし、自分のこのモヤモヤに対して、
向き合うことをケチってるよね。
カボチャに対して、1個1個の価格を大雑把に決めて、
向き合うことをさぼってるよね。
やさしさ、自分にも、カボチャにも
ケチらずに、丁寧に向き合ってみよ!
モヤモヤ、放置せずに、いい方法考えてみよう!
ってことで、
大雑把に安めに値段をつけてモヤモヤするくらいなら、
実際に自分がつけたい大きさと値段を一度出してみようって、
1個1個重さを測って、この4分の一なら400円はもらっても、いい。
400円はつけてあげないと、このカボチャの価値を尊重してないことになる。
カボチャに対しても優しさをケチらず、真剣に価値を考えてあげた。
農薬や、化学肥料で売られている輸入のカボチャが
4分の1で250円で、小さい。
私のカボチャは大きくて無農薬でおいしいのも確認済み!
だったらこの大きなおいしい無農薬のカボチャさんには、
4分の1で400円はつけてあげなくちゃって、
計算してみたら1キロ530円になったのでした。
そして、みんなちゃんと重さを測って、㌔で価格を付けてみたら、
さっきつけた価格より6個で1300円高くなったのでした。
けれども、丁寧に箱に詰めたら
送料、2個口で予定していたけど
1個口で行く事になって、
結果的にMさんにとっては、送料が減ったので、300円アップのみ、
私にとっては1300円アップのカボチャ価格に高くなったわけだけれども、
(高く思われないかしら?)といったモヤモヤは消えている。
ちゃんとキロ数で計算してあるので、胸張って此の価格ですって、言える
心のもやもやがなくなってみると、
相手も、ほしかったカボチャが届いて、
食べておいしくて、喜ぶに決まっている。
って、確信が持てたのでした。
この出荷作業での気づきとケチらず行動したら、
私のもやもや脳から、喜んでもらえるっていう喜び脳に変わりました。
自分で測って、自分のつけたい価格を計算で出してみたら、
おおざっぱにつけてたより高くなったのに、
適正価格が出たっていう満足感が感じられたのね。
相手にも優しさをケチらず、どうにかして1個口にしていけないかと工夫したし、
相手にも、自分にも、カボチャにも、運んでくれる宅配便の方にも持ちやすいようにと、
優しさをケチらず、向き合って、楽しみました・・・
「商売3方良し」という言葉がある。
売り手もよし、買い手もよし、社会に貢献してこそ、いいビジネスだという近江商人の言葉らしい
このカボチャ販売の場合、
売り手の私も満足し、
食べる人も欲しいものが届いて喜び、
自然栽培された環境にいいカボチャは社会貢献してる💛
大地からの健康の恵みを届けるのが私の役目、
この仕事を、持続可能にしていたいし、
そんな自分に対しても優しさをケチってはいけない!
そして、大地からいただけた尊い食べ物に対しても
そのパワーを存分にもらっていただけるように、優しさをケチって
価値つけを怠ってはいけない。
菌ちゃんいっぱいの土に育まれて、少しづつ大きく成長したカボチャたちの
栄養やパワーは、尊い!
もちろん、ほしい!といってくださった、ご縁も
尊いです。予定よりもたくさんできたカボチャ、6個も買ってくださって、
有難いことでした。優しい気持ちで出荷しました。
優しさをケチるな!
お客様だけにではなかった
3方に対してやさしさをケチらずにいること!
目からうろこでした。
自分の気持ちのモヤモヤちゃん!
気付かしてくれてありがとう!
ケチな人が、あんまり好きではなかったけれど、
それって、自分が自分にケチってたからだね。
嫌いな人は自分の鏡っていうけど、
それも当たっている。
まさか、自分にケチっていたとは・・・
あ~~~。
気付くって、恐ろしくも、楽しいな~~
今日のカボチャの出荷、
優しさをケチるな!3方よしの、幸せな出荷となりました。
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ちなみにカボチャの価格は1キロ550円になりました。
2キロ級のカボチャが、まだ、お分けできるのが15個くらいあります。
備蓄や、お菓子用に乾燥して粉にしたいと思っていましたが、
スライサーが12万円もするので、今年は、手作業でお試しにしておきます。
このカボチャが売れたお金が、スライサーの資金になったらいいなーー
今年は、生の角切りの冷凍を、たんまり作っておきましょう。
3方良の目からうろこのカボチャ、限定15個ですが、お分けできます。